※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

八重山の公民教科書の採択問題で、9月に自民党の部会に出席した石垣市玉津教育長が、議会で県連などの声かけがあり出席したと発言したことについて、県連はこれを否定しました。

石垣市の玉津教育長は9月26日の石垣市議会で、大浜哲夫議員から八重山の公民教科書の採択を巡り、東京で開かれた自民党の部会に出席した経緯を質問され「石垣市の自民党の支部、県連からの声があって出席するという風にお答えをしました」と述べています。

しかし、自民党県連の翁長政俊副会長は10月3日「玉津さんに自民党本部の文教部会に出席するようにという旨の発言を全くいたしておりません。多分、勘違いかなんかだっただろうというふうに私は思います」と、津教育長の発言は県連として関知していないと否定。県連として教科書採択問題に関わらないとの見解を示しました。

また、10月3日の石垣市議会ではこの問題で野党系の議員が教育行政の手続きに関する調査特別委員会の設置を求めましたが、賛成少数で否決、採択問題はさらに混迷を深めています。