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台風15号は19日午前11時には南大東島の南南東およそ180キロにあって、1時間におよそ15キロの速さで北に向かっています。

中心の気圧は975ヘクトパスカル、最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートルで、大東島地方や沖縄本島地方は強風域に入っているため、強い風に注意が必要です。

長時間にわたって強風域に入っている沖縄地方、19日午前9時現在、時おり強い風が吹いています。

那覇空港では午前9時現在、全ての便で平常運行を予定していて、大きな混乱は見られませんでした。観光で沖縄を訪れた女性は「ちょっと心配しながら来たのよね。どこかでぶつかるなと思ったけど、一応予定通り回れたので良かった」と話していました。

一方、本島と離島などの船便は19日現在、ほぼ全ての便で欠航が続いています。

国際通りは大きな被害は見られず、人通りも戻りつつあります。土産物屋の店員は「(今日は客が)来ていただけると嬉しいんですけど」と話していました。