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基地の重圧から開放してほしいと訴えている県民に何を理解してもらいたいのでしょうか。11日から沖縄を訪れている福山官房副長官は12日に宜野湾市を訪れ、普天間基地を視察しました。

「ちょうど真上を、まさに今、真上を飛びました」

沖縄防衛局の真部局長の案内でおよそ15分程度、普天間基地を視察した福山官房副長官。住宅地のすぐそばで離着陸を繰り返し、轟音を響かせながら頭上を飛び交う戦闘機の姿に、改めて被害の重さを実感していました。

11日の知事との会談では日米合意に至った経緯などを説明したということですが、知事は「納得のいく説明には遠い」と話しています。

福山官房副長官は「改めて一つ一つ、沖縄の皆さんとの関係を再構築して、理解を深めていただくために努力していきたいということを改めて感じたところです」と話しました。

沖縄国際大学のヘリ墜落事故から13日で6年。基地の辺野古への県内移設を進めようとする政府。しかし、県との溝を埋める事はできませんでした。