※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

政府の福山官房副長官が11日に仲井真知事と面談、5月に日米で合意した普天間基地の移設方針について説明しました。県庁を訪れたのは内閣官房の福山哲郎副長官と瀧野欣彌副長官です。

面談の冒頭、仲井真知事は普天間の移設先について「政府の方針が県内移設へと180度、唐突に変わった背景について可能な限り説明してほしい」と述べました。

これに対して福山官房副長官は「沖縄の方々に多大なご心配とご迷惑をおかけしたことを心からお詫び申し上げます」と謝罪しました。そして、日米合意について沖縄の厳しい声があると理解しているが、地元の頭越しでなく、その経緯や理由を誠心誠意説明すると述べました。

会談は2時間半にわたって行われ、政府側は安全保障の問題、抑止力など日米で合意に至るまでのプロセスを知事に説明しました。

これに対し知事は「説明して頂いたことには感謝するが、まだまだ聞きたいことはたくさんある」と答えたということです。

また11日の会談では、移設に関するあらたな協議会の話もありませんでした。