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目の見えない人にも絵画を鑑賞し楽しんでもらおうと、県立美術館博物館でガイドツアーが29日に開かれました。この鑑賞ガイドツアーは、日本画の普及と目の不自由な人のための美術鑑賞方法を普及させようと開催されている企画展「遠き道」のイベントの一環で行われました。

29日のツアーには視覚に障害を持つ3人が参加し、ボランティアガイドから展示されている作品の説明をうけました。

作品の中にはその作品を立体的にあらわしたレリーフが一緒に展示されているものもあり、参加者はガイドの説明を聞き、レリーフに触れながら作品のイメージを確かめ鑑賞ツアーを楽しんでいました。

ツアーに参加した人は「とても楽しいです。いろんな方の目を通してみるので、たくさんの目で、これはまた面白いです」と話していました。

企画展は来月6日までで、会場では音声による展示作品の説明も行われています。