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21日、3つの自然保護団体が衆参両院の国会議員に対し、世界自然保護会議で採択されたジュゴン保護の決議を政府が守ることを求める請願署名を提出しました。請願署名を提出したのは、WWFジャパンやジュゴン保護基金委員会など3団体の代表です。

代表らは、沖縄防衛局が辺野古で行っている環境アセスについて、2008年10月の世界自然保護会議で決議された「生物多様性年におけるジュゴン保護の推進」を無視するものだとして、国会請願署名3万360人分を衆参両院の国会議員に提出しました。そして、ジュゴン保護基金委員会の東恩納琢磨さんが「国際社会に通用するアセスなのかということも知っていただきたい」と訴えていました。

これを受けて国会議員らは「党派を超えた闘いにしていこう」と述べ、環境委員会や沖縄特別委員会などで取り上げる考えを示しました。