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5月1日、労働者の祭典・メーデーの中央集会が那覇市内で開かれ、労働環境の改善に向けて政府に働きかけを強めることが確認されました。

メーデーは今から100年以上前にアメリカの労働者が「8時間労働制」を求めて立ちあがったのが始まりで、毎年5月1日に世界各地で集会が開かれています。

5月1日夕方、那覇市の県民広場で開かれた集会にも労働組合の関係者が数多く集まり、労働環境の改善やすべての働く人が安心して暮らせる社会の実現のため、セーフティネットの充実を政府に強く求めることが確認されました。

一方で、県内の3月の完全失業率は8.2パーセントと前の月の2月より0.4ポイント悪化しました。失業率が8パーセント台になるのは5カ月ぶりで、県内の雇用情勢が依然厳しい状況にあることを示しています。

また、求職者一人当たりに何件の求人があるかを示す有効求人倍率は0.30倍とこちらも2月に比べてわずかに低下していて求職者が増える中、求人数が減るという厳しい状況が続いています。