※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

県立病院の独立行政法人化を決めた県は24日、野党議員を対象に基本方針案の説明会を開きました。しかし一方的に理解を求める県の姿勢に野党議員が反発し、説明会は紛糾しました。

説明会では、仲里副知事が3年後の2012年4月をめどに県立病院を非公務員型の独立行政法人へ移行するための県の基本方針案を説明する予定でした。ところが県は、3年後に移行できるよう今年度から取り組みを開始するなどと書いた一枚の紙を出しただけで、仲里副知事が一方的に理解を求める発言に終始。このため野党議員が説明会ではないとして反発し、紛糾しました。

新里米吉議員は「皆で一緒に考えていこうと言うんだったら議員にも資料を提供し、一緒に勉強しながら一緒に考えていくという姿勢がないといけない。そういう姿勢が少し弱い」と県の対応を批判しました。

県は今月28日の市町村長連絡会議で県の基本方針案を説明したあと、仲井真知事が独法化移行を発表するとしています。