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2008年度、嘉手納基地から発生した騒音発生回数は過去5年間で最も多く、アメリカ軍再編で謳われた戦闘機の本土への訓練移転による騒音軽減は機能していないことが19日までに分かりました。

嘉手納町基地渉外課によりますと2008年度、人が不快に感じる70デシベル以上の騒音が発生した回数は3万9357回で、前の年度の数を6800回あまり上回り、過去5年間で最多です。

日米両政府は2006年5月、アメリカ軍再編計画で、嘉手納基地に所属するF15の訓練の一部を本土の自衛隊基地に移転して嘉手納基地周辺の騒音軽減につなげると発表。しかし実態は、外来機の飛来や訓練の増加で、騒音の軽減になっていないことが明らかとなっています。