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やんばるに建設予定の5つの林道の予定地に、およそ130種の希少種が確認されたことを受け、市民らが9日に計画中止を求める意見書を県に提出しました。

県は国頭村の奥から楚洲にかけて新たに5つの林道を計画していますが、希少動物の多い地域であることから、初めて4400万円の予算をかけて環境調査を実施しました。

その結果、林道の予定地内にレッドデータブックに記載されている希少種129種が確認されています。

意見書を携えて県の森林緑地課を訪れた市民団体の代表は、すでに過剰な林道がある中、貴重な生き物を失ってまで新たに作る意味はないと計画の中止を求めました。

県は今後、県民の意見や検討委員会の内容を公表し、建設中止も含めて検討すると話しています。