※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

名護市辺野古への新基地建設に反対する市民団体が25日に中城海上保安部を訪れ、現在進められている環境調査の警備に協力しないよう要請しました。

中城海上保安部を訪れたのはヘリ基地反対協のメンバーらで、辺野古で海上警備にあたっている海上保安庁の巡視艇がアメリカ軍のキャンプシュワブから出動していることに対し「基地建設に加担しすぎている」と強く非難しました。

これに対し、中城海上保安部の星野誠次長は「国土交通省の指示で動いている」と回答しました。

要請後、ヘリ基地反対協議会の大西照雄代表は「米軍基地から出動するということは米軍に従属することで、それはやめてほしいと要請したが、中城海上保安部としては、これは上の決定だから即答はできないという回答だった」と強い不満を示しました。

2009年度予算には新基地本体の護岸工事に3億円が計上されていることから、加速する基地建設の動きに伴う現場での衝突も心配されます。