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今回は宮古島の大自然の恵みを生かした美味しくておしゃれな一品をご紹介します。キーワードは「スパイシー」。

宮古島市の海をのぞむキッチンで、料理教室や観光客へ料理のケータリングなどをおこなう小原千嘉子さん。

小原さんは4年前に、新しい沖縄の食品を作りだしました。キッチンには何とも言えないいい香りがただよっています。

実はこれ「デュカ」と呼ばれるミックススパイスなんです。ご存知ですか?発祥はエジプトといわれ、パンにつけたり肉や魚につけて焼くなど、さまざまに楽しめるスパイスです。

ニュージーランドの旅先でこのデュカに出会った小原さん、すぐさま沖縄の食材を思い浮かべました。

小原さん「すぐ思いつきました。沖縄にはウコンとか、島唐辛子とか体にいいものがたくさんあるので」

その多くの食材から選んだウコンや宮古島の島唐辛子、ピーナツの粉に、ご存じ雪塩。あわせて7種のスパイスを炒って混ぜます。

小原さん「使いたいものは色々あったんですけど、いろんなことを考えながらやっと辿り着いたのが、今のこれになるんですけどね」

その豊かな香りはアレンジも自由自在。島豆腐にゴマ油をひいて、デュカを一振りすれば、おしゃれな前菜ができますし、豚肉にたっぷりつけて焼くと、さらに香ばしい香りがたち、スパイシーでボリュームあるひと品のできあがり。

ほかにもアイディアひとつで、いろんな料理が楽しめそうな美味しいミックススパイス、その名も「琉球デュカ」。沖縄食材のあらたな魅力、発見です。