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3月1日に車にひかれ、けがをしていたところを保護されたヤンバルクイナが無事回復し、4日、再びヤンバルの自然に返されました。

このヤンバルクイナは3月1日、国頭村奥の国道58号で走ってきた車に接触して足などにけがをしたため、動物病院で治療を受けていました。

事故から3日後には回復し、発見された現場で再び自然に返され、元気よくオリから飛び出していきました。

この一帯では度々ヤンバルクイナの事故が報告されていて、放鳥を見守った地元の奥小学校と辺土名高校の生徒たちは、ヤンバルクイナが道路に飛び出すことを防ぐ、長さおよそ150メートルのフェンスを設置しました。

これからはヤンバルクイナの繁殖時期で、交通事故の増加も予想されることから、環境省では運転の際には野生動物に十分注意するよう呼びかけています。