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全国学力調査で沖縄県が最下位になったことを受け、市町村の学力向上対策の担当者を集めた会議が17日、那覇市で開かれました。

この学力向上対策担当者連絡協議会には、県内41市町村の指導主事が参加しました。この中で県教育庁の担当者は、学力学習調査結果と今後の取り組みを説明。分析を進めている調査結果の、現時点で分かっていることとして、「基礎力はついているが応用力に課題がある」と指摘し、「基礎力という下地は出来ているので、あとは思考や判断といった応用力の向上が求められる」と、説明しました。

一方、県教育庁は学力調査結果の分析を急ぎ、これを受けて市町村の教育委員会に指導方針を示しますが、分析結果が出るまでは時間がかかるとして、市町村や学校で子どもたち一人一人の課題を整理し、分かる授業の工夫・改善に取り組むよう求めました。