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名護市辺野古での基地建設のための環境影響評価で、名護市と宜野座村は27日午後、国が示した方法書に対する地元の主張をまとめた意見書を県に提出しました。

沖縄防衛局は、名護市辺野古での基地建設が環境に与える影響を調査する環境影響評価の手続きを進めています。

名護市と宜野座村が提出した意見書は、仲井真知事が県の意見をまとめる上で使用します。

名護市はこの意見書の中で、アメリカ軍機の騒音を減らすため滑走路をできるだけ沖合いにずらすことや建設作業のために大浦湾や辺野古漁港の一部を埋め立てることが環境破壊につながるのではないかと懸念を示しています。

仲井真知事は専門家で構成する環境影響評価審査会の答申やこうした地元の声を聞いた上で、12月21日までに知事意見をまとめ、沖縄防衛局に提出します。