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障害を持つ人が安心して生きる社会を作るため、社会の仕組みや法律、人権など、様々な視点から意見を述べ合うシンポジウムが24日開かれました。

シンポジウムには国会議員や地域の障害者相談員、弁護士など6人のパネリストが参加し、それぞれの立場から意見を述べました。

障害者自立支援法の成立から急激に悪化した生活の実態を報告したパネリストの一人は「実際に障害者の意見を取り入れなければ、まともな法律にはならない」と述べ、抜本的な見直しが叫ばれる今こそ国に対して声を挙げることが重要と訴えました。

また「健常者の生活も様々なサービスで成り立っている。人の支えが必要なのはどちらも同じ。障害を持つ人に対する無知や無関心が社会的な差別を生む」という意見もあり、訪れた人たちは熱心に耳を傾けていました。