※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。
News Photo

人工孵化された10匹のカメの赤ちゃんが8日、沖縄こどもの国に寄贈されました。このカメの赤ちゃん結構、足が速いんです。贈られたのは『ケヅメリクガメ』というカメの赤ちゃん。うるま市のホテルココガーデンリゾートオキナワで飼育されている親ガメが5月に産んだ卵を、専門家たちが人工孵化させました。

カメの赤ちゃんをこれまで育ててきたオキナワマリンリサーチセンターの職員は、「愛情もだいぶこもってきたので寂しさもある」と話しつつも、「もっと広い所で元気に育ってくれたらいいと思います」と話していました。

カメの赤ちゃんたちはこれから沖縄こどもの国で生活することになりますが、とにかくあちこち走り回って落ち着かないウーマクー揃い。父親の『ヤッシー』も何か問題を起こさないかと心配そうな様子。母親の『ココ』も赤ちゃんたちのそばでハンカチならぬ葉っぱを噛んで別れを惜しんでいました。

沖縄こどもの国の職員は、「ひょっとしたらカメさんがウサギさんに勝てるかなと期待してまして、ウサギとカメどっちが早いかいつか競争させてみたいと思います」と冗談交じりに喜びを語っていました。