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織物や陶器など沖縄の様々な伝統工芸品を集めた展示会が8日から世界遺産の識名園で始まりました。琉球王朝時代の別邸識名園に展示された首里織や壷屋焼といった伝統工芸品の数々。

現在、国が指定する伝統工芸品は全国で207品目あり、沖縄は京都と新潟に次いで3番目に多くなっています。識名園では普段立ち入ることが出来ない畳の間に色鮮やかな織物や独特の深みを持った漆塗りの器が置かれ、古の琉球を偲ばせる見事な調和を見せています。

近くの上間小学校の児童も見学に訪れ、王朝時代に冊封使などにふるまわれたぶくぶく茶を楽しんだり織物の模様に顔を近づけて見入りながら沖縄の工芸の魅力を感じていました。