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10日から16日まで自殺予防週間です。県内でも増加する自殺を予防するため、実際にカウンセリングを担当する人たちを対象とした研修会が開かれています。

研修会は病院関係者や保健士、カウンセラー、そして市町村の担当者などが相談者に充分なケアが行えるよう、様々な知識を学ぶものです。

今回は自殺で家族を失った「遺族の心のケア」をテーマに、家族の自殺を周りに言い出せずに辛い思いをしてきた遺族が、同じような遺族の集まりで「語る」ことで解放された様子をビデオで学びました。

参加者はこのあと初対面の人同士で、他者紹介を通して他人を理解しようとする気持ちの大切さを実感していました。

県内では2006年に400人が自殺で亡くなっています。