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子どもたちを非行や犯罪から守るため、家庭や教育関係者、ボランティアなどが連携を確認する全国大会が開かれました。

この大会は家庭や学校、地域社会の代表らが集まり、青少年を非行や犯罪被害から守ろうと警察庁などが主催して毎年開かれていて、沖縄での開催は初めてです。

開会にあたり、警察庁の片桐生活安全局長は「少年犯罪や非行の防止は地域や家庭でのケアが非常に大事で、人の心の繋がりが深い沖縄での大会開催はとても意義深い」と挨拶しました。

また、少年院などで精神的ケアにあたるボランティア活動を20年続けている落語家の桂才賀さんは「子どもを叱れない大人」と題して講演に立ち、「こども達は“怒る”と“叱る”の違いをはっきり見抜いている」と笑いを交えながら話しました。

少年の犯罪はここ数年減っているものの、去年、罪を犯した未成年者は1000人あたりの人口比で年間およそ15人と成人の6倍で、深刻な状況です。