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普天間基地の代わりの施設の建設に向け、名護市のキャンプ・シュワブ沿岸部や周辺海域の現況調査が数日中に実施されることを受け、反対する市民団体などが警戒を強めています。

那覇防衛施設局の調査が23日にも実施されるという情報を受けて、反対する市民グループは早朝からメンバーが集まり、調査に抗議するため汀間漁港から監視船を出し、警戒しました。しかし、悪天候で海上が荒れたため、結局、調査は行われませんでした。

また、市民グループは那覇防衛施設局が海域の調査のため、県に提出している公共用財産使用協議書に同意しないよう求める緊急アピールを出しました。

反対派のメンバーは「環境アセス法に基づく環境現況調査ではない今回の調査は、情報の公開や住民参加をうたうアセス法の趣旨に反している」と批判し、県が同意した場合、撤回を求める抗議行動を行う方針です。