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普天間基地の新たな移設計画などを地元と話し合うため国が設置する協議会について、県はけさから参加するかどうか協議しています。

県はこれまで普天間基地の危険性を早期に除去するためキャンプ・シュワブの陸上に暫定的なヘリポートを建設する案を議題にしなければ協議会には参加しないと言うの考えを示していました。

これに対し政府は危険性の除去についても協議項目に追加する案を示し、これを受けて県は参加する方向に傾いていました。しかし、5月30日の閣議決定で打ち切られた北部振興策について、協議会の冒頭で小池百合子沖縄担当大臣が「新たな移設計画の進み具合次第」という内容の挨拶をする案になっていることから、県は『これでは参加できない』と、拒否する意向を伝えています。

政府はあす午前、東京で協議会を開く構えですが、県は午後も引き続き政府と電話で交渉して、判断する方針です。