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日本では姿を見ることができない珍しい鳥が沖縄に飛来してきました。この鳥が日本で確認されるのは初めてです。

「すごい。見たこといなー」

この鳥はきのう八重瀬町の島尻養護学校で窓ガラスにぶつかったところを職員が見つけ、那覇市内の動物病院に運ばれました。県獣医師会の医師が調べた結果、日本には棲息しないカワセミの一種、ミツユビカワセミであることが分かりました。東南アジアを中心に棲息している鳥で、全長は14センチと小さく、中国への渡りの途中に沖縄に飛来したものとみられています。

元気を取り戻したミツユビカワセミはきょう養護学校の生徒たちにお披露目され、生徒たちは歓声をあげて喜んでいました。そのあと、八重瀬町の公園で放されたミツユビカワセミは勢いよく羽ばたいていきました。