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今回は通告も無しに実施していました。きょう未明から早朝にかけてアメリカ軍は、嘉手納基地でサイレンなど大きな音を伴う訓練を実施し、町民から苦情が相次ぎました。アメリカ軍は、嘉手納基地が攻撃を受けたことを想定した即応訓練をきょう未明から実施し、午前0時ごろにはスピーカーから大音量で英語の放送が町内に響き渡りました。

このため町役場には午前0時すぎからけさまで「訓練なら何をやってもいいのか」などあわせて8件の苦情が寄せられました。嘉手納町ではこの即応訓練の際に、アメリカ軍から事前の通告を受け、学校や自治会などに連絡していますが、今回は、事前通告もありませんでした。

嘉手納町の抗議に対してアメリカ軍のマイケル・ぺオリ広報局長は、「私のミスで連絡がいかなかった。申し訳ない」と謝罪したと言うことです。アメリカ軍はこの即応訓練をあさってまで行う予定です。