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きょう5月15日で沖縄は復帰満34年を迎えました。復帰前も、そして今も県民の願いは基地のない平和な島です。

5・15平和行進で県内各地を巡ったメンバーがきょう新しい基地が建設される辺野古を訪れ、座り込みを続ける住民たちから話を聞きました。沖縄の本土復帰記念日にあたるきょう、普天間基地の代わりの施設が建設される辺野古には、朝早くから行進に参加したメンバーが視察に訪れました。

ヘリ基地反対協議会の大西照雄さんは、基地受け入れ反対が過半数を占めた10年前の住民投票から基地の受け入れに至ったこれまでの経緯を説明。話を聞いていた人からは『国民の税金でアメリカ軍の基地を作るのは許せない』といった声が出ていました。

一方、県庁には女性団体が訪れ、稲嶺知事が政府と基本合意し政治姿勢を変えたことは公約違反だと、知事との面会を求めました。しかし、県職員らが「要請は部局長や担当課が対応する」と阻止したため、あくまで知事との面会を求めるメンバーとの間で押し問答が続きました。