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去る大戦で日本軍に強制連行され、犠牲となった朝鮮人軍夫や従軍慰安婦の事実を後世に伝える「恨の碑」が読谷村に完成しきょう除幕式が行われました。

「恨の碑」の除幕式は読谷村瀬名波で行われ、碑の建立を進めてきた市民団体や韓国の関係者らが出席しました。建立をすすめる会の平良 修共同代表が「この碑は差別虐待された朝鮮人軍夫の恨みを訴えるものではなく、傷を深く刻みながら、日本との共生の道を築いていくものです」と挨拶しました。

「恨の碑」には朝鮮語と日本語で記された碑文や日本兵に処刑されようとする軍夫とそれを引き止める母の姿のブロンズ像がはめ込まれています。

碑の完成のため韓国から来日した元軍夫のカン・インチャンさんは「長年の念願であった沖縄の碑の建立が叶ってうれしい」と語りました。