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原油価格の高騰にともない、県内でもガソリンなど石油製品の価格が値上げを余儀なくされています。比嘉記者のリポートです。

県内の多くのガソリンスタンドでは、今月から販売価格の値上げが始まりました。上げ幅は平均でおよそ4〜5円。去年から始まった原油価格の高騰は中東情勢の混乱により引き起こされたもので、関係者は「石油ショック以来の深刻な状況」と話しています。

女性「(Q:リッター4円上がるのは?) 大きいですよね!一家に何台っていう状況ですし」

男性「1000円とか2000円とか金額でいれた場合、今までより入った量が少ないのが目でわかるんですよ。」

ガソリンだけでなくディーゼルなどの産業用燃料の仕入れ値も上昇していて、運送業なども大きな打撃を受けています。

前原副理事長「かなりの影響はあると思うんですが、(販売価格への転嫁を)せざるを得ませんでした」

さらに今年は全国の石油精製基地の半数以上で定期改修が実施される為、供給が追いつかなくなる事態も予想されます。

前原副理事長「夏場で需要は伸びる。精製基地は定期修理で、需給のバランスが崩れることも考えられる」「国際的にみても原油は高値安定。石油が今後安く販売できる見通しは立たない」

現在のところ中東の情勢が収拾する見通しはなく、消費者には今後も厳しい状況が続きそうです。