2019年1月15日 18時40分

Qプラスリポート 理系女子「リケジョ」が奮闘

先月、恩納村にある沖縄科学技術大学院大学で行われた理系の高校生のプレゼン大会。高校生とは思えないハイレベルな大会に挑んだ「リケジョ」たちに密着しました。

Qプラスリポート 理系女子「リケジョ」が奮闘

高校生たちが日ごろの研究の成果を発表するプレゼン大会。その内容は驚きのものでした。

美里高校が発表したテーマは「骨伝導のフォルマント解析による発音障害におけるコミュニケーション補助器具の開発」。さらに、沖縄高専は「海中IoTとグリーンAIによるサンゴ観測システムの開発」。

高校生とは思えないハイレベルな研究内容。中には英語でプレゼンを行うチームも!

大会には書類選考を勝ち上がった8校12チームが参加し、これまでの研究の成果を発表しました。

参加校の1つ。県立球陽高校では大会3日前の放課後、本番に向けた練習が行われていました。

Qプラスリポート 理系女子「リケジョ」が奮闘

球陽高校からは3チームが参加。いずれも化学部などに所属する女子生徒だけで構成されたいわゆる「リケジョ」チームです。ライバルの女子同士が激しく火花を散らしているかと思いきや、仲良さそうに、和気あいあいとやっている雰囲気。

しかし、プレゼンのテーマは「沖縄県産植物に含まれる紫外線吸収物質の探索」。テーマを聞いただけでも、そのレベルの高さがうかがえます。どういう研究なのでしょうか。

Qプラスリポート 理系女子「リケジョ」が奮闘

彼女たちは植物のなかにある紫外線吸収物質を研究し、その物質を日焼け止めに活用できないかという、なんとも女子高生らしい発想のもの。文系出身の私には理解が難しいハイレベルな研究を3月ごろからほぼ毎日行ってきたといいます。

仲尾優希さん「自分たちの研究というのが一番のポイントだと思っていて、自分たちで見つけたからこそ、より楽しいって感じるなと思いました」

石原妃奈さん「これまで長い間やってきた研究の成果を十分に発揮して、内容をちゃんと理解してもらえるようにがんばりたいです」

一つ気になっていたことを聞いてみました。

仲尾優希さん「(Q:球陽のほかのチームと仲よさそうにやってるけどライバル視してる?)球陽のチームとしてはみんなでがんばりたいという気持ちはあるんですが、ずっと続けてきた研究とか部活なので、やっぱり勝ちたいなと思います」

ほかのチームは?

知花城址チーム「(Q:仲が悪いわけではない?)仲はとてもいいです。(Q仲はいいんだけど負けたくはない?)そうですね」

和やかながら切磋琢磨しているリケジョたち。心の奥底ではライバル心も抱いているようです。

迎えた大会当日。各チームが熱のこもったプレゼンを進めていきます。球陽高校の生徒たちも緊張している様子です。

Qプラスリポート 理系女子「リケジョ」が奮闘

そして、いよいよ。発表前は緊張した様子でしたが堂々と発表を終えました。そしてついに迎えた結果発表。

入賞チームが呼ばれていきますが球陽高校の名前は出てきません。残すはグランプリ。

『発表します。沖縄水産高校!!』

惜しくも入賞を逃し、残念そうな球陽高校のリケジョたちですが、充実感もあるようです。

大濱彩佳さん「自分たちの研究に対しての思いや理解も深まったし、化学に対する興味も深まったのでよかったです。(Q:じゃあより一層化学が好きになった?)はい」

石原妃奈さん「賞は逃してしまって悔しかったんですけど、いろんなことを学べたので、これからの発表とかに生かしていきたいと思います」

リケジョ高校生たちの研究に捧げる青春はこれからも続きます。

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