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大地震により、石油タンクで火災が発生し重油が流れ出したという想定の防災訓練が、西原町で行われました。

防災訓練には、警察や消防、地元自治体など、31の機関や団体からおよそ200人が参加。強い地震により、石油貯蔵タンクから火災が発生したとの想定で行われました。

訓練では、特殊な薬剤を散布する化学消防車での消火や通常の消防車の10台分の放水能力があるという機材を使った放水などが行われました。

また、海上に油が流出したという想定では、船でオイルフェンスを設置。油を囲い込み、ヘリコプターから処理剤を散布する訓練が行われました。

県内には、2カ所、石油貯蔵施設がありますが、7月、西原町のガソリン精製施設で、ガス爆発があったほか、2012年11月、うるま市では、石油タンクから油流出事故があり安全管理や防災意識の徹底が求められています。