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お正月の行事はいろいろありますが、旧暦の1月20日は行事を締めくくる日、二十日正月です。宮古島市の城辺比嘉では22日、二十日正月に行われる新築の家屋の厄払いがありました。

宮古島市の城辺比嘉では地域の無病息災と五穀豊穣などを願って、二十日正月が大正2年以来100年近く続いています。

2011年も子どもからお年寄りまで地域の人たちが豊年を祈願しました。獅子舞とクイチャーの奉納、集落の厄払いに続いて、獅子を先頭にした一行が次に向かったのが新築の家です。

この1年間に新築した家や増改築をした家の他新しく購入した農機具などの厄払いも行われます。2011年の対象となったのは5か所で、このうち2010年10月末に完成した下地さんのお宅でも獅子が家の周囲を回り厄をはらいました。

下地さんは「地域の皆さんに祝ってもらい感謝している」と話していて、2011年の二十日正月も地域をあげて盛大に行われました。