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小売業を営む人たちを対象にポイントカードなどの有効活用を解説する「流通セミナー」が、27日に那覇市で開かれました。

セミナーには、県内でスーパーマーケットなどを展開する企業の関係者などおよそ70人が集まりました。講師は、顧客のポイントカードなどから得られる利用実績や来店回数などのデータが充分に活用されておらず、これらを有効に利用すれば、チラシや特売などに頼らない経営が可能だと説明。頻繁に訪れる優良顧客に対するクーポン券の発行や相性の良い食材を組み合わせてレシピを考案・紹介し、売り上げを数倍に伸ばした例などが紹介されました。

主催者はデータを分析することで、先の読める小売業を目指そうと呼び掛けていました。