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管制官のケアレスミスを防ぎ、より効率的に航空機を誘導する新しいシステムが那覇空港に導入され、4日運用を開始しました。

那覇航空交通管制部が今回導入したシステムは、コンピューターが航空機の離着陸の順番を自動で計算して画面に表示します。最終的な判断は管制官が下しますが、業務の効率化によって人為的なミスを減らすことが期待されています。

杉山幸子主任管制官は「ボールペンで全ての情報を書いていたが、今回、このように電子的な運航票を使うことに変わりまして、飛行機のルートが変わったもの、高度が変わったものが、次の管制部に情報が伝達するので負担が減りました」と話しています。

那覇空港を使用する航空機は現在、嘉手納基地にあるアメリカ軍の管制部からも飛行ルートなどについて指示を受けていますが、3月中にこの業務も日本側に返還されます。