2026年9月13日の知事選で当選した古謝玄太さんが2026年9月30日に知事に就任し、初登庁しました。そして初めての記者会見にも臨み、嘉手納基地より南の基地返還などを進める考えを示しています。古謝知事の初日の様子をお送りします。
2026年9月13日の知事選で初当選した古謝玄太さん。42歳での県知事就任は、史上最年少で、1972年の本土復帰後生まれとしても初めての知事となります。初登庁は、2026年9月30日午前9時半ごろで、県庁1階でセレモニーが行われました。
花束を受け取ってエレベーターに乗り込むまで職員らは拍手で迎えていました。古謝知事は、宮城副知事から事務引継ぎを受けたあと、知事の席に座り、心境を語りました。
古謝玄太知事は「ここの席にずっと座っている知事ではなく、庁内もしっかりコミュニケーションもとるし、庁外にも出ていくスタイルをやっていきたい」と述べました。
続いて、県庁職員に向けた訓示を行いました。
古謝玄太知事は「沖縄に住み続けたい・働き続けたい。そう思える社会を作ることが公務員の役割ではないか」と述べました。
9月30日午後には、就任後初めての記者会見に臨みました。
古謝玄太知事は「私は今回の沖縄県知事選で投票してくださった方だけではなく、146万県民の知事として働いてまいります」と述べ、会見では、基地問題について日米が合意している嘉手納基地より南の基地返還を進める考えなどを示したほか、普天間基地移設による辺野古新基地の容認を改めて表明し基地問題と振興予算など沖縄振興政策を連動させるいわゆる「リンク論」については、「沖縄振興は沖縄振興特別措置法に基づき、沖縄の歴史的・地理的・自然的・社会的な特殊事情に鑑みて講じられているもの。
基地問題に関する県の姿勢と関連するものではないというのが国と県のこれまでの共通認識であり私も同じ考えを持っている」と述べました。
そして、琉球政府時代に「屋良覚書」で民間利用が確認されている、宮古島市の下地島空港の軍事での利用については「現時点で予断をもって、方向性を決めてない」としたうえで古謝玄太知事は「地元の声をしっかりと受け止め、国の要求も、今何があるのか把握してるわけではないのでそれも踏まえて対応していきたい」と述べました。
また古謝知事は、国と県が協議する沖縄政策協議会の再開を改めて求めていて、木原官房長官は、2026年9月30日午前の会見で「これから沖縄県知事として古謝氏から具体的なご意見を伺いながら、対応していきたい」と言及しました。
沖縄基地負担軽減担当大臣を兼ねる木原官房長官は、「負担軽減が目に見える形で、実現できるように全力で取り組む」としています。
