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首里城の火災で焼失し復元が進められていた琉球国王・王妃の衣装がこのほど完成し、那覇市でお披露目展が開かれています。

復元された琉球の国王の衣装は、沖縄美ら島財団に原物が保管されている中国の皇帝から贈られた反物「茶地繻珍布」を基に清朝時代の織り方に習い、京都の織物工房で織られ県内の職人が仕立てたものです。

衣装には、両肩と背中中央に、中国皇帝の威厳を象徴する5本の爪を持つ龍が施されています。また、王妃の打掛は首里花織の図案で、中から着る紅型衣装は平成の復元時に手がけた玉那覇紅型工房の型紙を元に復元が進められ、全体を桃色に染められ「鳥」や「瑞雲」などをあしらった優美な衣装となっています。

沖縄美ら島財団の湧川盛順理事長は「琉球独自の技術継承と人材育成、次世代の文化を繋ぐ大きな意義となった」と話しています。

展示会は26日までで、11月に首里で行なわれる古式行列で国王・王妃が着ることになっています。