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尖閣諸島周辺の接続水域で、中国海警局の船が航行している日数が30日で356日となり、過去最多を更新しました。
第十一管区海上保安本部によりますと、30日午前0時ごろ、尖閣諸島周辺の領海の外側にあたる接続水域内に中国海警局の船4隻の姿を巡視船が確認。これで今年1年間で確認された日数が356日となり、2012年の尖閣諸島の国有化以降過去最多を更新しました。
また、30日時点で領海に侵入した件数は27件、中国海警局の船が日本漁船に近づこうとした事案の件数は8件に上っているということです。現在確認されている4隻は1か月ほど航行をしているもので、海上保安本部は引き続き警告と監視を続けています。
第十一管区海上保安本部の坂本誠志郎本部長は「依然として予断を許さない状況が続いている。冷静かつ毅然とした対応を継続していく」とコメントしています。
