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12月12日は「いい・にんじん」の語呂合わせで島にんじんの日です。県内生産量1位の中城村では、子どもたちが参加したセレモニーが開かれ、旬を迎えた「島にんじん」をPRしました。
「島にんじんの日」は、沖縄の伝統野菜である島にんじんを広く知ってもらい、消費拡大につなげようと中城村が2018年に、制定しました。
7回目となるセレモニーでは、中城村の比嘉麻乃村長が「農家の努力でおいしいニンジンが収穫できました」と旬入りを宣言しました。
中城みなみ保育園の園児たちのダンスも披露され会場を盛り上げると、丹精込めて育てられた島にんじんおよそ200本が無料で配布されました。
園児の1人は、記者の「今持っているにんじんはどんな料理が好きですか?」という質問に「カレー」と答えました。
別の園児は「シチューで作って」と話しました。中城村の夫婦は「にんじんしりしりー、炒め物、煮物、シンジムン(煎じ汁)何でも合うからおいしいです」と答えました。
中城村によりますと現在の生産農家は30戸で、2025年の生産量は夏の高温の影響で管理に苦労したものの、およそ28トンと2024年並みを見込んでいて、甘みと香りの良さが特徴だということです。
