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南城市で来月行われる災害対応支援システムの総合検証訓練で使われるデジタルツールの実証実験が那覇市で行われました。12月の総合検証訓練は災害現場で救助活動を行う消防や警察、自衛隊、医療機関などへの指揮や各現場間の調整をする最新技術のシステムを検証するものです。
この日は総合検証訓練で使用するデジタルツールに関する実証実験が行われました。このツールは、被災状況を災害対策本部と迅速に情報共有するための「X-Face」と呼ばれる最新技術です。現場で建物に端末をかざすと被災する前の建物の情報が表示され、被害状況を音声入力するとデータがリアルタイムで地図上に反映され、災害対策本部や関係機関に共有されるというものです。
那覇市防災危機管理課・副参事源河北斗さん「例えば大規模災害になった場合、県外とか海外から救助隊が来た時に、その情報が各機関によって違う場合がある。そういう課題がいろいろあったんですが、今回のデジタルを活用した内容であると、そのあたりもクリアできると思いました」
今月21日には、南城市で支援システムを検証する総合訓練が行われます。
