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企業が安全にオンライン取引を進めるためのサイバーセキュリティーや、犯罪防止への対策について知識を深めてもらおうと那覇市でセミナーが開かれました。

このセミナーは、全国的にインターネットバンキングを悪用した不正送金による被害が後を立たないことから、琉球銀行が被害防止に役立ててもらおうと法人向けに行ったものです。

2人の講師がフィッシング詐欺の最新の動向や、不正送金の被害現状、連絡を受けたときの注意点について実例を交えながら説明していました。

また、県警のサイバー犯罪対策課の担当者は「県内でもインターネットバンキングを悪用した不正総額被害が拡大し、とくに法人を狙ったボイスフィッシングが急増している」と警鐘を鳴らしました。

そして「電話やメールを鵜呑みにせず、必ず折り返して確認することやメールに記載されたURLが、偽物の可能性もあるので危機意識をもって対応してほしい」と強調しました。

参加者はメモを取りつつ、企業が遭遇し得るサイバー脅威の説明に耳を傾けていました。