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厳しい暑さが続きますが県内では先週、熱中症の疑いで60人が救急搬送されています。県は、こまめな水分補給など、熱中症に注意するよう呼びかけています。

消防庁などによりますと、8月18日から24日にかけて熱中症の疑いで県内で救急搬送された人の数は60人で、このうち重症者が1人、中等症者が14人となっています。

県内では、8月17日までに合計6人が熱中症の疑いで亡くなっていて、2025年5月から8月24日までに救急搬送された人の数は1175人にのぼっています。

このうち、住宅内から搬送された人が全体の4割近くにあたる424人と1番多く、次いで屋外の207人となっています。

県では、のどが乾いていなくてもこまめな水分補給をすることや、屋外では帽子や日傘などで日射しを避け、屋内ではエアコンや扇風機を使用するなど熱中症に注意するよう呼びかけています。

さらに、意識がはっきりしない時や自力で水分補給ができない場合は状況に応じて救急車を呼んでほしいとしています。