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茶道を通して日本の文化にふれてほしいと、市民を対象にした講演会が17日に那覇市で開かれました。

この講演会は日本文化のよさを多くの人に知ってほしいと一般社団法人表千家同門会・沖縄支部が主催したものです。

那覇市の施設で行われた講演会には、千利休の子孫らが立ち上げた「三千家」と呼ばれる流派で、茶道具を納めていた職家の一つ、十八代・永樂善五郎さんが登壇。

そのなかで、茶の湯をわかすために炭や火を入れる「風炉」の一つで、素焼きの土器を磨き上げて作る「土風炉」を写真付きで紹介するなど、茶道で使用する道具を説明していました。

参加者は「長い間培われてきた技術、経験とか、先生は見聞きして蓄えた知識とおっしゃってましたけど、道具に現れてるんだなと思いました」と話しました。

参加者らは、茶道の奥深さに触れことで日本文化とのつながりを感じる貴重なひとときを過ごしました。