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がん治療での外見の変化に悩む患者をサポートする県内初の専門的ケアが、那覇市のクリニックで始まっています。

抗がん剤など、化学療法によって髪が抜け、爪の色が黒く変化するなど日常生活に悩みを抱える患者をサポートしようと那覇市の那覇西クリニックでは、化粧品開発などを手がけるファンケルが連携し県内初の外見ケアに特化した支援体制を整えています。

2025年11月から、クリニックに通うがん患者を対象に化学療法前にしておくべきスキンケアのアドバイスや外見ケアの情報サイトを紹介するなど単なる美容相談ではない自分らしく生きる力をサポートしています。

2年半前乳がんに罹患した金城和久子さんは「外見の不安がなくなることは自分のこれからの治療や生活、全てに前向きになれる力になる」と話しました。

那覇西クリニック・玉城研太朗先生は「心や体の負担がいくらか軽減できるような取り組みに、どんどん県全体として広がっていけたら」と話しました。

現在、ケアを受けられるのは、クリニックの通院患者のみで、2026年2月からは、化学療法を始める患者に臨床試験も開始します。

厚労省によると、乳がんサバイバーの9割以上が外見の変化を感じた経験があるそうで、「変化が仕方ないもの」ではなく自分に合ったケアで改善されることがあると治療中でも前向きになれる人が増えたらうれしいですね。