※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

2024年5月27日未明、北朝鮮が衛星ロケットを発射すると通報したことを受けて県は、危機管理対策本部を立ち上げ対応を確認しました。

玉城知事は「本日、北朝鮮から日本政府に対し5月27日から6月4日の間に人工衛星を発射するとの通報がありました」と述べました。

海上保安庁によりますと北朝鮮が2024年5月27日午前0時から来月4日の午前0時の間に衛星ロケットを発射すると通報したということです。

これを受け県は、5月27日午前7時に人工衛星打ち上げに係る危機管理対策本部と本島や離島など5か所に各地方本部を立ち上げました。

県庁で開かれた対策本部会議でロケットが落下した場合について溜知事公室長は検知器や防護服などの確保、観光客や施設を含めた被害状況の収集と情報提供などの対応を各部局に指示しました。

玉城知事は、「通告期間は、テレビやラジオなどの情報に注意し、県内に落下が予測された場合には屋内へ避難してください」と注意を呼びかけました。

政府は、2023年4月から、宮古島、石垣島、そして与那国島の自衛隊施設に、迎撃ミサイルPAC3を配備しています。

航空自衛隊・宮古島分屯基地に配備されているPAC3はきょうの時点で、ミサイルの入った発射機を空に向けている様子が確認されています。林官房長官は、5月27日の会見で「破壊措置命令に基づいて必要な態勢を構築している」と述べました。