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観光の発展に欠かせないスムーズな移動、交通渋滞が解消できれば県民生活の向上につながります。沖縄が抱える様々な問題の解決や沖縄のありたい姿を交通の視点から考えるため、住民への聞き取り調査が始まっています。

那覇市のサンエー那覇メインプレイスで県民を対象にした聞き取り調査は沖縄総合事務局が実施したものです。沖縄総合事務局では沖縄の持続可能な交通環境構築に向けた調査検討を続けていて、今回の聞き取り調査は交通への課題や沖縄のあるべき姿を県民から聞くために行われました。

調査に応じた普段バスを利用する女性は「渋滞とかで遅刻したり間に合わないこともあるので、そこがちょっとと思う」と話し、別のバス・徒歩で移動する女性は「(公共交通機関で)行ける場所を増やすとか北部の方にももう少し交通機関が伸びたらなと思います」と話していました。

沖縄総合事務局運輸部企画室の村上隼室長は「沖縄はこうあってほしいとか、そのためにこういったことができる、必要だとかそういった声を聞かせていただいて、それを使って沖縄全体でのアクションにつなげていきたいと思う」と意欲を示しました。

沖縄総合事務局では今後も同様の聞き取り調査を実施する予定です。

バスやモノレールなど公共交通機関が好きで、以前も渋滞解消の為にバスでの通勤通学を進めるリポートを作った寺崎アナによりますと、移動の時の選択肢の中で「車を使う」が3番目になる環境が沖縄のあるべき姿だと話していました。1番目と2番目は「バス」「モノレールか路面電車」の公共交通機関だそうです。