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「食」をテーマに沖縄をはじめ国内の特産品を海外に紹介して販路拡大を目指す国際的かつ大規模な商談会「沖縄大交易会」が始まりました。

東アジアにおける物流拠点としての優位性を生かそうと、2023年で11回目を迎える「沖縄大交易会」には自社商品を紹介したいサプライヤー195社と、国内外のバイヤー155社が参加しています。

オープニングセレモニーで小禄邦男実行委員長は「大交易会を存分に活用して販路拡大の一翼として頂きたい。全力でサポートしていきます」とあいさつしました。

各社のブースにバイヤーが訪れ商品や特産品について説明を受け、出展者もその良さをPRしていました。2022年から参加している糸満市は前回の倍となる28事業所の商品を紹介しています。

糸満市観光協会・浦崎盛寛次長「海外向けの商品を開発したいと希望される事業者さんがおられますので、その方の商品もですね、海外向けにPRできるような形で実施しています」

また、11月17日は北海道と沖縄合計108の企業や団体が協力して経済活性化などに取り組む「どさんこしまんちゅプロジェクト」のセミナーも行われました。サッポロラーメンで知られる西山製麺の西山隆司社長が海外進出のエピソードを紹介し、味噌ラーメンのおいしさを広めたいと考えている顧客のために麺やタレの提供だけでなく、調理方法なども現地で伝えたことで海外法人は初年度から黒字になり、取り引きは海外35カ国に広がっていると語りました。

沖縄大交易会は11月17日まで行われ、2日間で2200件の商談が見込まれています。