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県内で地震などによる大規模災害が発生した際、初動対応や関係機関との連携などを確認する、県総合防災訓練が、石垣市で開かれました。県の総合防災訓練は、災害発生に備え、平時から関係機関などと相互連携の強化を図ることを目的に行われています。

2023年は、八重山地区で開催され石垣市の旧空港滑走路跡地がメイン会場となり、関係機関や市民などおよそ2000人が参加しました。

訓練は、八重山の南方沖を震源とするマグニチュード9.0の地震が発生し、八重山各地で震度6弱を観測、津波が発生し甚大な被害が出た想定で行われました。石垣市は、災害対策本部を設置し、情報の収集や負傷者の救護活動を行う訓練をし、県立八重山病院では、スタッフが災害現場から搬送された負傷者の救護にあたりました。

また、与那国島など災害により孤立した住民の搬送訓練も行われ、関係機関が連携を取りながら役割分担などを確認していました。