※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

昨年度、嘉手納町で実施された実証事業で嬉しい結果が出ています。去年6月に寺崎アナウンサーがSDGsのシリーズで紹介したインターネット上に不用品を無料で掲載し、欲しい人に無料で譲るサービス「ジモティー」と嘉手納町の取り組みです。

改めて仕組みをご紹介しましょう。嘉手納町では、不要品があるという町民からの連絡を受け担当職員が受け取りに向かいます。役場に運びこんだら早速、ジモティーのサイトにアップ。

この時出品され、寺崎アナが寝心地を確かめた折り畳みベッドは出品からわずか2分でもらい手が決まりました。

これは嘉手納町とジモティーが協定を結び実証事業として去年4月から実施しています。その結果、ことし3月末までに出品された品物の99パーセントにあたる569品の譲渡が成立。およそ5.5トンの粗大ごみの減量に成功したそうです。

嘉手納町の担当者は、「町の82パーセントをアメリカ軍基地が占め、不用品を確保する場所さえ確保できない嘉手納町のデメリットをメリットに変えてくれたのがジモティーの取り組み」と成果を強調しています。

一方のジモティーもこのように連携できる市町村を募っているという事で興味ある自治体に参加を呼び掛けています。