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午前中にしか花は咲かないということです。国内でも珍しい「バニラの実」を栽培している北中城村の農園で5月16日に受粉の作業体験会が行われました。

「バニラの実」は現在、南米や東南アジアからの輸入に頼っていますが、日本でも栽培できないかと有志が「おきなわバニラプロジェクト」を立ち上げました。そして4年前からは、就業支援の一環として北中城村の農場を拠点に栽培に取り組んでいます。

5月16日の朝、北中城村の比嘉孝則村長などが農場を訪れ、4月から6月の午前中にだけ咲くバニラの花の受粉作業を体験しました。

北中城村の比嘉孝則村長は「北中城村の特産品になるとか、そういったことに繋がればいいなと思います。大変そこに期待しています。また雇用の面でも大変期待しています」と述べました。

プロジェクトでは、今後も栽培を通して雇用の創出と国産バニラの安定供給を目指して活動を続けるとしています。