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新型コロナの感染が拡大傾向にあるなかオミクロン株に対応したワクチンを一人でも多くの人に打ってもらおうと企業や団体が希望する場所に県が出向いて接種する活動が12月14日に沖縄市で行われました。

県内で初めて実施された企業に出向くワクチン接種は沖縄市にある拓南製鐵が希望したもので会場にはグループ会社なども含めて116人の従業員やスタッフが集まりました。

オミクロン株の「BA・4」と「BA・5」に対応したモデルナ製のワクチンが使われました。

接種を受けた人「自分を守るためもありますけど周りの家族とかも守れるようにそのためには一番かからないようにしたい予防ですね」県内では3回目の接種率が12月15日時点で50・5%と依然として全国平均を下回っています。

新型コロナの再流行が懸念されていて低迷が続く接種率の向上が喫緊の課題となっています。

拓南製鐵・古波津昇会長「皆さん一緒にやろうという一つの形があると接種者も上がっていくんじゃないかな。接種率を底上げをしていくという形で考えた」

拓南製鐵でのワクチン接種は12月21日にも予定されていて企業の関係者でなくても県のホームページから事前に予約をすれば受けることができます。

県は「第8波の流行に備えるためにも年内に接種を済ませてほしい」と呼びかけています。