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東京オリンピックのレスリンググレコローマン77kg級で県出身の屋比久翔平選手が個人種目では県勢初となる銅メダルを獲得しました。

相手を押し倒したり投げたりしてポイントを競うレスリング、8月3日の3位決定戦に出場した赤の屋比久選手はイランのゲラエイ選手と対戦しました。

試合前半は相手にポイントをリードされる展開となりましたが、相手の体力を消耗させるのが狙いだった屋比久選手、そして後半、大きなチャンスを迎えます。

リフト技で一気に4ポイントを獲得し逆転に成功しました。最後は大技を狙い飛び掛かってきた相手を逆に投げ返し、結果13対3とポイントで大差をつけるテクニカルフォール勝ちで銅メダルを獲得しました。

屋比久翔平選手は「沖縄で頑張っている高校生や中学生、子どもたちに夢を大きく与えられたのではないかと思う」と述べました。

父親でレスリング指導者の保さんも喜びを語りました。

屋比久保さんは「メダルを取ったということに対しては本人の努力が実ったと思う。みんなで喜んでいる」と述べました。

オリンピックでの県勢のメダル獲得は個人競技では夏冬通して初めてです。