さてここからはジュネーブに同行取材する島袋記者です。島袋さん、今回知事はこれまでとは違う視点で訴えることになるんですね?

島袋記者「翁長知事が出席するのは国連の中でも人権理事会の先住民族問題を扱う会議です。過去の歴史を踏まえながら、沖縄の人々の権利がどうあるべきか、という視点で訴えることになります」

島袋記者「具体的にあげますと、沖縄は元々、琉球王国として独自の言語や文化を持っていましたが、それが武力で支配された歴史があります。また、現在あるアメリカ軍基地が沖縄戦の後に強制的に奪われ、それが今アメリカを政府が支える形で沖縄に押し付けられているという構造的な問題が人権問題だというのです」

私たちも初めてのことなので非常に注目していますが、人権理事会にはどんな人たちが参加するんですか。

島袋記者「各国の代表、NGO関係者、国連機関職員などが参加します。知事の訴えが国際社会でどのように受け止められるのか、関心があります」

その注目の演説はいつですか。

島袋記者「知事の人権理事会での発言は、現地時間の21日か22日の予定です。日本の都道府県知事が人権理事会で発言するのは初めてのことだということで、国際社会はもちろん、日本政府がどう反応するかも取材したいと思います」